『不易流行』そして未来へ。
この「不易流行」という言葉は、時代を超えて常に人を感動させる永遠性を意味する「不易」、時代の変化に応じて進展する新しさを意味する「流行」を組み合わせた言葉です。
俳人松尾芭蕉の俳句の理念です。
この言葉のキーワードは「継続性」と「変革性」です。
残し伝えるものはきちんと残し、変えるものは勇気を持って変えていくことがいろんなものを継続していく上で大切なのだと思います。
昨年末の政権交代により、株価が上昇、円安も進み、
国民心理としては、景気の上昇を期待するところでは有りますが、
まだまだ先行きは不透明です。
「不易流行」の言葉通り、仕事においても、
そして人生においても大切なものは残しつつも、
何か新しいことをテーマに取り組んで行きたいと思います。
新しいこととは・・・・
ではその新しいこととは何なのか?
それはもちろん会員の方それぞれで違います。
「何か?」を見つけることではなく、
「どうやって見つけていくのか?」を会員のみなさんと共に行動し、
話し合い、酒を飲んだりと時間を共有することにより、
自分では見つけられないものを他の方に見つけてもらったり、
見つけるヒントを得ることが出来るようにしようと考えています。
れにより「新しいもの」もしくは「今まで見落としていたもの」「既に持っているのに気付いてないもの」をそれぞれが見つかるかもしれません。
異業種交流会だからこそ出来る情報交換
とりわけ長く経営をしている会員の方々には『変革』を行ったきっかけや時期、
その後の対応などの体験をお持ちのことと思います。
業種は違えど、その体験談によりヒントを見つけることが出来るかもしれません。
このことは仕事のことばかりではありません。仕事だけが人生ではありません。
みなさんそれぞれ「趣味」をお持ちだと思います。
もしかしたらもっとはまってしまう趣味が見つかるかもしれません。
そのためにいろんなことに挑戦し、そのなかで取捨選択し、
「本物」を見つけてみましょう!
それでも見つけられずに結局は元に戻っても、
今のものが『最高』だと再認識できれば、
その後の向き合い方も、
これまでとは良い意味で違った形になるのではないでしょうか。
33代目会長の意義
私は33代目の会長ということですが、33代天皇は推古天皇です。
推古天皇の治世さは皇太子の厩戸皇子、
いわゆる聖徳太子が十七条の憲法や冠位十二階を制定しました。
このクラブの皇太子といえば副会長です。
神戸副会長、鈴木副会長、そして理事のみなさん、会員のみなさんと共に、
この宇都宮青友クラブを一歩前進させることが出来るよう頑張りますので、
何卒ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。