スローガン
風をよむ 今、何をすべきか
会長運営方針
本年も宇都宮青友クラブ会員の皆様も、新型コロナウィルスの現状に対応しながらの生活を強いられていることと存じます。
しかしながら、約3年間の未曾有の出来事への対応を、全人類が手探りの中、試行錯誤を重ね、生活様式を変えながら対応してきました。
その中で数々の制限を強いられた一方、在宅勤務、リモートによる会議など今までには無い効率的な生活が可能だということも教えられたのも事実であります。
我が宇都宮青友クラブも、昨年度は「変化をもたらす」という田原会⾧のスローガンのもと、コロナウィルスに負けない活動と多くの新入会員の参加という変化をもたらしていただきました。
本年は、昨年度の考え方を引き継がせていただき、まだまだ続くであろう新型コロナウィルスに対応しつつ、3年前までの宇都宮青友クラブの活動を顧みて例会、各親睦行事を行って参りたいと思っています。
本年のスローガンに掲げた 「風をよむ 今何をすべきか」 という言葉ですが、「風を読む」は、戦術やゴルフなどで使われる言葉ですが、現在の社会の潮流などを判断するときも引用される事があります。
引き続くコロナウィルス感染症との関わり、ロシアによるウクライナ侵攻に見られる世界情勢の変化などによる、我々の社会生活、経済活動の変化。その中で私たちは「今何をすべきか」を考えさせられる場面が増えていると思います。
グローバルな観点からの話ですと、 SDGs「持続可能な開発目標」 世界中にある環境問題、差別、貧困、人権問題といった17の課題を2030年までに解決していこう取り組みということです。
とても膨大な考え方だとは思えますし、その中で自分が何をすべきかと考えたときに、こんなことしかできないのかと思ってしまいましたが、その小さいことが自分の役割なのだと思うようになりました。
青友クラブは異業種の集まりと同時に、様々な方面での活動をなされている方々の多い組織と考えています。
その多岐にわたる活動や取り組みを生かした学びを、本年度は取り組みたいと思っています。その学びがひいては地球環境、様々な問題を解決し、私たち青友クラブ会員相互の力となり、会員皆様の知力となり、経済活動の一翼になり、今年の活動を振り返った時に「今何をすべきか」を見いだせる内容になればと思います。
また、宇都宮青友クラブ活動の中での意味合いとしての「今何をすべきか」は、先ほど申し上げたように各会員の皆様は本会だけではなく様々な方面で活動をなさっていることと存じます。
そのお忙しい中ではありますが、各会員が『宇都宮青友クラブ』のスイッチがオンにする時間を作っていただき、委員会活動等の各活動で、「今何をすべきか」を考えていただければと思います。
私は入会してまだ5年という、宇都宮青友クラブ48年の伝統的な歴史からしますと、まだまだ若輩者ではあります。
その立場での会⾧の職を仰せつかるのは、とても重圧を感じてしまうのが正直なところであります。私自身が一番 「今何をすべきか」 を考えなくてはいけないであろうと思う次第であります。
我が『宇都宮青友クラブ』が益々発展できるよう、今まで以上にご指導ご鞭撻いただき、令和5年度の活動にご参加、ご協力をよろしくお願い致します。
43代会長 佐藤 要